小学館ジュニア文庫U-17賞に、たくさんのご応募ありがとうございます!! 作品にとりくみ、最後まで完成させるということ。それができたみなさん、本当にすばらしいです！ いそがしい学校生活の合間にとりくんで作品を作り上げたそのパワーが自分にあるということに、大きな自信をもってくださいね！ U-17作品を選考するうえで大切にしたのは、☆読む人を楽しませる力（サービス精神）があるかな？　というところです。 準グランプリに輝いた作品『紅のFate(さだめ)』は、主人公キャラクターの感情表現が独特で目新しく、ストーリーをわかりやすく進めているところが魅力でした。読者をドキドキさせたい！という目的がハッキリしていたので、審査するこちらもワクワクしながら楽しめました！ そして、準グランプリには惜しくも届きませんでしたが、ラストまでハラハラさせられた『わたしの学校の七不思議は少し変』、キャラクター全員に共感できた『ぼくらのリアルトレジャーハント！』、感情表現が優れていた『選ばれし子ども』、テンポよいストーリーの『凛の寺＆恋物語』、優れた表現力の『こんぶ』、エピソードに引き込まれる『いじめのピアノ』の6作品には、今回特別にジュニア文庫特別賞をお贈りいたします。 みなさんも、誰かを楽しませる（怖がらせる・泣かせる…でもOK！）ことを意識して作品を書くと、どんどんレベルアップしていくと思います。ぜひ次の機会に挑戦してください。 次回は、第1回U-15 小説賞として、4月下旬ころ募集開始の予定です（この賞の応募資格は、2005年4月2日以降生まれの方とさせていただきます。高校生のみなさんは、次回は、10月に募集開始予定の第7回ジュニア文庫小説賞のほうにご応募くださいね）。 みなさんの作品が読めるのを心から楽しみにしています！